私は20代の頃、冷房もない工場で働いていました。
壁の寒暖計は37度位ありました。
大きな器の中には塩が盛ってあって、疲れると皆、
塩を舐めて仕事したものです。
塩分は疲労を軽くする働きがあるのでしょうか。
労働者は塩分の強い食事を取る傾向があるようですね。
過日の10月10日に社員旅行で山形へ行った時、
「山寺」に登りました。
「奥の院」まで1000段以上石段があったような気が
します。
咽喉が渇くと水を飲みながら登りましたが、だんだん
足に疲労が溜まっていくのを感じます。
やはり、社員旅行で10年前に至仏山に登りました。尾瀬沼
を散策の予定が急遽、登ることになったので、水もなく、
9月15日のまだ炎天下で、頂上に着いた時は死ぬ思い
でした。
ところが、頂上で漬物が入ったおにぎりを食べたら
疲労が急に薄れていきました。
この時のことを思い出して、途中の売店で飴とアクエリアス
を買って、少しづつ飲みながら登りました。
アクエリアスに塩分が含まれていると考えたからです。
正解でした。
飲んだ途端に体が軽くなり、足の疲労が急に解消して、
その後は快調に「山寺」を登り降り出来ました。
インターネットで「塩分の効用」を調べてみても、取り過ぎ
はいけないとか、コレステロールや心筋梗塞の原因になるとか、
血圧が上がるとか、悪いことばかりのオンパレードですが、
疲れた時の塩分の効果は絶大だと思っています。