税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

読書の最大の敵は多読?

「ゴルゴ13」は読み飛ばしてもいいのです。
 
 ここで言う読書とは、知識を得るための読書
のことです。
 
 先日、ある人と本の話をしていた時、
「あ、その本、半年前に読んだことがある」
と言うので、
「どんなことが書いてあったか説明できる?」
と質問すると、
「さーて、何が書いてあったかなぁ」と、極めて
記憶があいまいです。
 
 知識欲に溢れ、勉強したいことが山のように
ある時、
 
 あの本も読んで、これも読んで、と、次々に
手を伸ばして、半年位して、
 
 そう言えば、半年前にあんな本を読んだな、と
思い、内容を考えた時、何も思い出せないこと
がよくあります。
 
 これでは何年学んでも進歩がありまあせん。
 
 これはと思う1冊の本に出会ったら、とことん
読む、5回、10回と読み、要点をノートに
書きます。
 
 読む度に新しい発見がある筈です。
 
 20回も読むと、どのページに何が書いてあるか
まで分かり、
 
 更に、著者の意図に対して、自分なりの意見を
持つようになればしめたものです。
 
 これが大事!
 
 読書の最大の敵は、色々な知識を貪欲に吸収し
たくて、次から次へと色々な本に手を出すこと
でしょう。
 
 他の本も読みたいけれど、読まない、
 
 この方がその分野を早くマスターすること請け合い
と思うのですが、いかがでしょうか?