税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

法人によるアパート経営の節税!

 家賃収入は収入経費が決まっていて、余り、節税の余地が
ありません。
 
 今日は法人を設立して、定款の目的に(不動産管理><不動産経営>
を記載し、節税を計る方法を書いてみます。
 
 大きく2つに分かれます。
 
  1、管理収入のみを得る。
  2、法人で不動産を取得し、運営する。

1、管理収入を得る。
 
 管理の仕事は思ったより大変な仕事で、大まかに分けると次の
ような内容になります。
 
 ①家賃の請求、集金
 ②入居者の斡旋、更新
 ③アパートの維持管理
 ④契約履行の監督
 ⑤立ち退き処理
 
 具体的に言うと、①入居者の斡旋、②家賃の集金、③退室後の処理、
リフォーム、④修理や掃除、草むしり、⑤騒音、悪臭の苦情処理
⑥隣室とのトラブルの仲裁、家賃滞納者の催促、
 
 修繕といっても様々で、
 
 雨漏り、ゴキブリやアリが出る、トイレが詰まった、ガスが出ない、
床や壁が剥がれた、ドアが動かない、鍵を失くした等々、まあ、
とにかく色々な問題が生じて、大家さんも結構大変なんです。
 
 これらの管理を法人を設立して自分でやろうというわけです。
 
 その際に、どのくらいの報酬を頂けるのか、それが問題です。