2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
相続税申告の際、計上し忘れるのが構築物です。 建物を財産明細に入れない人はいませんが、 構築物はうっかりしがちです。 構築物とは、 駐車場のアスファルトとか、広告塔、煙突 、等々、建物から離れて存在するものです。 電気、ガス、給排水設備のように…
付属設備の評価 A,まず、建物、建物付属設備、構築物の3つの違いを 明確にする必要があります。1、建物とは、 土地の上に建てられた工作物のことを言い、 ①、建物 ②、屋根 ③、壁 ④、柱などです。2、建物附属設備とは 建物に付属している工作物を言います…
建築中の家屋の評価<財産評価通達 91>では次のように規定しています。「課税時期において現に建築中の家屋の評価は、その家屋の費用原価100分の70に相当する金額によって評価する」 具体的には、例えば、 請負金額が3000万円で工事の進捗度が30…
アパート等で課税時期に空室の場合は、借家権の控除を認めないことになっています。 この規定は宅地の評価における貸家建付地の評価にも、貸家にも算式に含まれています。賃貸割合の算式は、(A)の内課税時期において賃貸されている各独立部分の床面積の合…