税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

類似業種比準価額の計算式

前回は類似業種比準価額がどういう構成で成り立って いるかを説明しました。 今回は類似業種比準価額計算の計算式を紹介します。 財産評価基本通達 180 に記載されています。 (1) 上記算式中の「A」、「Ⓑ」、「Ⓒ」、「Ⓓ」、「B」、「C」及び「D」は、そ…

非上場株式の評価、類似業種比準価額の計算

非上場株式は会社の規模によって評価の方法が変わり、 評価の方法は、類似業種比準価額と1株当たりの純資産価額 とによって評価する、という説明を前回しました。 さて、そこで、類似業種比準価額とは何か、純資産価額は どのように計算するのか、という問…

単純平均株価三本新値足が白転しました!

前回は往来相場のダマシの白転でしたが、 今回は力強く上昇し白転しました。 半分以上の株が75日線を上回ってきました。 暫く、白線が積み上がりそうです。 何故、この不景気の時期にと思いますが、相場は 景気が悪くても上がることはあります。 不景気の…

非上場株式の評価  具体例

前回は面白くもない財産評価基本通達の内容を 説明しましたが、 今日は具体例を出して、実際の計算と評価明細書 の記入例をお見せしましょう。 例、 A株式会社は社長である山本太郎が100%株式を 所有する同族会社である。 山本太郎の死亡により、子供の…

取引相場のない株式の評価の原則 その2

財産評価通達 179 1、大会社 大会社の株式の評価は類似業種比準価額によって評価する。 但し、納税義務者の選択により、1株当たりの純資産価額によって 評価することが出来る。 2、中会社 中会社の株式の価額は、次の算式により計算した金額によって …

取引相場のない株式の評価の原則 その1

記事のタイトルは財産評価通達 179 のタイトルそのままです。 面白くもおかしくもないですね。 しかし、非上場株式評価の原則中の原則が記されていて、 とても重要です。 会社を規模に応じて、大、中、小に分ける方法があり、 そして、評価の方法には、 …

相続税の基礎控除3000万円は2015年から?

昨年の改正案では2011年4月から基礎控除を引き下げる筈 でした。 5000万円+1000万円×相続人数=基礎控除額 から、 3000万円+600万円×相続人数=基礎控除額 に引き下げる、というものです。 これはおおきな影響がある改正でした。 税額…

2012年は大波乱の予感!<税収が40兆円、予算が90兆円、誰が考えてもおかしい>

あけましておめでとうございます。 2011年は大震災がありました。日本にとって本当に大変な年でした。 しかし、本当の大波乱はこれからやって来るような予感がします。 その理由は、 1、ユーロは崩壊の危機、 2、アメリカも実態は悪い、 3、アメリカ…