税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

配当還元方式を適用出来る株主!全体をまとめる!

配当還元方式を適用出来る株主については、過去に一度簡単に 説明しましたが、今回、全体をまとめてみました。 非上場株式の評価は、 1、原則的評価方式 2、配当還元方式 とあり、 原則的評価方式は、基本的に、会社の経営にタッチし、 実質、会社を支配し…

中心的な同族株主、具体例!<非上場株式の評価>

今回は、<中心的な同族株主>の説明です。 中心的な同族株主とは、 <同族株主のいる会社>の株主で、課税時期において同族株主の 1人及びその同族関係者は有する議決権合計数が25%で ある場合におけるその株主をいいます。 <同族株主のいない会社> …

5%未満の少数株主の場合、具体例!

議決権数5%以上の株主は原則的評価方式 と決まっていますから、問題はありません。 5%未満の株主はちょっと複雑です。 同族株主のいる会社、と、同族株主のいない会社 では少し、扱いが異なります。 以下の説明は、同族株主のいる会社、の場合です。 前…

同族株主の内、議決権5%未満の株主の扱い!

前回は、 財評基本通達188 配当還元方式を 適用出来る場合を2つ説明しました。 同族株主のいる会社で、 同族株主50%未満の場合、 同族株主30%未満の場合、 これらは<配当還元方式>を適用できました。 第1項で、同族株主は議決権数30%以上は …

同族株主のいる会社の判定、30%以上50%以下の場合!

配当還元方式を適用出来れば、株価は驚く程 安く評価できます。 財産評価基本通達188は4項にわたって 配当還元方式を適用出来る場合を規定しています。 前々回、第1項、同族株主50%超の場合を 紹介しました。 第1項は実は、基本は、同族株主30%…