税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

確定申告 青色申告制度について!

暫く、ブログを書けませんでした。 1月は年末調整、給与支払報告書の市町村への提出、法定調書の作成、 償却資産税の申告、と月末までに行う作業が目白押しでもの凄い忙しさ でした。 さて、今日は青色申告について書きます。 日本の所得税は申告納税制度と…

医療費控除 その4 近視用の眼鏡は医療費控除の対象ですか?

眼鏡、コンタクトレンズの購入費用は医療費控除の対象 になりません。 <基本通達73-3>に、次のように書いてあります。 医師等による診療、治療を受けるため直接必要な費用。 具体的には (2)に、自己の日常最低限の用をたすために供される義手、 義…

医療費控除 その3 誰のために支払った医療費が対象ですか?

誰の為に支払った医療費が控除対象になるんでしょうか? 所得税法では <自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の 親族>の為に支払った医療費。 と規定しています。 生計を一にするとは、一緒に暮らしている人は勿論、 別居していても、生活費の大部…

医療費控除 その2 かぜ薬は控除対象でしょうか?

お医者さんの薬は当然控除対象ですが、市販のかぜ薬等 はどうでしょうか。 医薬品とは何か?という問題です。 所得税法基本通達73-5に医薬品の定義が書いてあります。 <医薬品とは薬事法第2条第1項に規定する医薬品をいう。 疾病の予防又は健康増進の…

確定申告 医療費控除 その1

確定申告 医療費控除 その1 医療費控除は簡単そうに見えて結構内容は複雑です。 今日はまず、基本的なお話をしましょう。 所得税法第73条に規定されています。 キーポイントは4つです。 1、自己又は自己と生計を一にする配偶者その他の 親族に係る医療…

株式市場は更なる下落が始まる!

上の写真は会社四季報新春号に記載されている、 各企業が円の想定値を変更した一覧です 。 全部写真で撮りきれないので、興味のある方 は四季報の新春号を見て下さい。 昨年の12月半ばに発売されたものです。 期初想定値は105円前後でしょうか。 その後…

株価の移動平均線がしだれ柳の内は買わない!

株価の移動平均線がしだれ柳のように垂れ下がって いる間は買わないことです。 大分、相場が下がったので個人投資家がもう そろそろ底だろういう希望的観測で株式市場に 参加してきています。 彼らの行動を決定する動機は、例えば、PERが 10倍を切った…

株価の大暴落は大歓迎

株価の下げは株を手持ちしている人には地獄だけれど、 現金を保有し、底値を待つ人にとってはこんなに楽しい ことはありません。 下がれば下がるほど、後の利益が大きいからです。 500円の株が1000円になるのと、50円の株 が150円になるのと、ど…

配当性向を必ずチェックしましょう。

株が大分安くなったので個人の方が株を買い 始めました。 その際、参考にするのが利回りだと思います。 しかし、くれぐれも気をつけるのが配当性向です。 6%の高利回りにつられて買ったら減配になって 当てが外れたよ、ってことにならないように。 配当性…

年頭に当たって今年の株式投資を考えてみました。

2008年は明快な下げ相場で、そんなに利益を 出すのは難しくなかった筈だと思います。 もし、損をした人は流れに逆らっただけのこと です。 私がいつもお話するように、株式相場は上昇と横バイ と下降があり、上昇は買い、横バイは往来を小刻みに、 下降…

今年は発想の転換が必要!

今年の景気が去年より一層悪くなると予測する最大の 理由は、今回米国が世界に売った金融商品の損害が 未だにはっきり浮かび上がってこない為に、実体 経済にどこまで影響が及ぶのかはっきりしないこと だと思います。 輸出企業の中間決算の発表は大分下方修…

今年は未曾有の大不況の予感!

あけましておめでとうございます。 年頭に当たって、今年の日本の現状を朝から考えています。 昨今、本屋の店頭を覗くと、「ドル崩壊」「恐慌前夜」 「強欲資本主義崩壊」世界金融崩壊」とかいう本がブーム のように並べられています。 これらの本や新聞、雑…