税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

遺言書はたとえ小さな相続でも、必ず作成しておきましょう。

私は税理士として今までに90件以上の相続税の申告を担当してきました。

一つ一つの相続には様々なドラマがあります。

 遺言書がなくて揉めないケースは全く稀ですね。

 遺言書があっても、遺留分を侵害したとか何とかで争いが起きるんですよ。

 男性は意外とあっさりしてるんですが、私の場合、粘って揉めるのは8割方女性の方だったように思います。

 こんなこと書くと女性に怒られるかな?(笑い)

 女性は娘時代は愛らしいんですが、結婚して子供を持つと変わりますね。

子供のために1円でも残してあげたいと思うのでしょうか。



 私の友人の妹さんは、母親を温泉に招待して

「あそこの1等地を私に相続させるって遺言書書いてよ」って迫ったそうで

「そんなことしたら、お兄ちゃんに悪いでしょう」と答えると

「あの土地を貰えれば、お兄ちゃんと絶交になってもいいの」と答えたとか。

 それを聞いた私の友人は

「子供の頃から、あんなに可愛がってやったのに」

と絶句して、人生観変わったそうです。

 女性は子供を持つと豹変するというか、強くなると言うか、凄まじいものです。



 どんな小さな相続でも、子供達に揉めて欲しくなければ、必ず遺言書を作成

しておくことーーーーーこれが私のアドバイスです。

 たとえ100万円でも揉めますよ。