昨年、初めてFX取引に挑戦してみました。
初めての試みなので、200万円だけ投入、レバレッジを10倍
で取引開始です。
数ヶ月で結果は100万円の損失。損が100万円に達したところで
取引を止めました。
感想は、FX取引は「博打」だということです。
為替は国と国との国力の均衡点だと言っても、国力の比較は
我々素人には考え及ばないほど複雑です。
株式なら、その会社の財務内容や収益力といったものがある程度
分かります。
株価の位置もそれなりに分かります。
赤字無配の会社が何千円もするわけはないし、PER5倍、PBR0.5
の会社が二桁の株価ということもありません。
為替にはそうした裏付けとなる根拠が希薄です。
それに、株の信用取引は3倍が限度なのに対し、10倍20倍、時には
50倍ものレバレッジを賭ける、まさに「博打」そのものという感じですね。
ただ、株は利益を得る人がいれば損する人が出るわけですが、
FX取引にはそれがありません。
参加した人の全員が利益もありえるし、取引金額総量が膨大だから、
自分の買いで値段が跳ね上がるということもありません。
今、私はじっと考えています。
参加する全ての人がハッピーになる方法を。
博打ではなく、投資となる方法です。
もう「博打」は止めましょう。「博打」で財をなした人はいないのですから。