朱元璋(1328~1398)大明国を建てた英雄。
貧農の息子に生まれ、義軍に身を投じて頭角を現し、
今、中国全土をほとんど制圧し、元軍との最後の戦いに
挑むところまで観ました。
腐敗しきった元軍を破るのは時間の問題です。
現在の日本の政局のようです。
一つの政局を造るのは大変なんだと思いました。
例えば、周りの家臣達から
「早く皇帝を名乗ってくれ」
と急かされるが、朱元璋はなかなか名乗りません。
その理由が
「俺が皇帝を名乗れば厖大な家臣達に役職や爵位や授け
ねばならない、領地も与えねばならない、混乱の極み
だ」
と言う。
現在の日本でも、民主党政権誕生に向けても同じような
苦労があるのだと推測します。
どこの国でも淀んだ水は腐っていくようですね。
元朝も権力者は驕り、官も軍も堕落し、まるで、自民党
の最後を見るようです。
何故でしょうか?
政権の末期は世界中、判で押したように同じですね。
企業も商売も同じでしょう。
常に進取の気性と学ぶ心と自らを省みる謙虚さを失っては
いけない、と歴史を見ると感じます。
勉強になります。