あけましておめでとうございます!
新年に当たって、私の今年の目標をお話しします。
今年の目標は<守ること><許すこと>です。
と言っても、これ、毎年、同じ目標なんです。
数年来、私はこのことを考えています。
第一の、守ることとは、私の家族を守り、社員を守り、
お客様を守る、です。
これは経営面でのお話。
これは主に三つに分かれます
。
1、社員を守るとは社員を育て、社員の生活を安定させること、、
2、事業を継続させること、
3、お客様が経営難に陥らないように様々に知恵を絞ること、
私は事務所は学校だと考えています。
昔、家庭の事情で退職せざるを得ない社員がいました。
退職の前日、私は税法の講義をしました。
「先生、私は明日退職するんですけど」と彼女は言いました。
「ここは学校なんだよ。ここで覚えた知識を別の職場で役立て
なさい」と私は言いました。
私の事務所を卒業して社会で活躍出来れば、私にとって、
こんな本望なことはありません。
これは一貫しての私の考えです。何故なら、事業とは、私
だけのものではなくほとんど社会的なものであるという考えと、
一旦、社員として入社したなら、私の子供と同じという思い
からです。
社員を育て、幸せを願うことは経営者の務めと信じます。
二番目の、事業を継続させること、は、私の家族を守り、社員
を守ることにつながります。
これ、大事です。守ることは継続していくという前提に立って
います。
その為に、色々と頭を使って営業を展開します。
常に前進します。
事業とは、下りのエスカレーターを登っていくようなものです。
停滞は退歩です。これは私の言葉ではありません。20代の頃読んだ、
エーリッヒ・フロムという哲学者の「悪について」という本の中
に書いてあった言葉です。
常に登っていて丁度同じ位置です。
三番目の、お客様を守ること、これは事業を継続させる上で
当然大切なことですが、それ以前に、私を取り巻く全ての人に幸せ
になって貰いたいという、私の願いが込められています。
私の周りに不幸な人がいて、私だけが幸せでいられるわけが
ありません。
お客様が経営難に陥らないように様々に知恵を絞って考えて
差し上げます
さて、次は<許すこと>です。これは又、次にお話しましょう。