株式の評価は大きく三つに分かれます。
1、上場株式
2、気配相場のある株式
3、取引相場のない株式
この内、2、はほとんど一般の人には関係ない話なので、
1、と3、がメインになります。
1、と3、がメインになります。
今日は上場株式の評価の方法です。
次の4つの内、一番低い価格で評価します。
① 課税時期の最終価格
② 課税時期の属する月の月中平均
③ 課税時期の属する月の前月の月中平均
④ 課税時期の属する月の前前月の月中平均
例を挙げて説明してみましょう。
1、相続開始日 22年7月7日
2、3861 王子製紙 持ち株 12,000株
3、 王子製紙の株価
① 7月7日最終価格 438円
② 7月の月中平均株価 427.90円
③ 6月の月中平均株価 445.59円
④ 5月の月中平均株価 436.17円
4、評価単価
上記、①~④の内、最も低い価格は7月の月中平均株価
です。
です。
427.90円。 端数を切り捨てて、427円です。
5、相続税評価額
12,000株×427円=5,124,000円
相続税価額は、5,124,000円でした。