税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

遺言書、相続人の確認!

 相続税申告までのスケジュールを簡略に書きましたが、それぞれに
説明が必要のようです。
 
 まず、2番目の<遺言書と相続人の確認>ですが、
 
1、遺言書の存在を確認します。
 
  遺言書は「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」とがあります。
 
 ① 自筆の遺言書は相続が開始したら、速やかに、家庭裁判所開封
  検認を受けます。
 
      自筆の遺言書だからといって、何でも書いてあればいいというわけでは
  なく、一定のルールがあります。
 
   遺言者の自筆で書いてあること、
   年月日と氏名の自書
   押印してあること(実印でなくてもいい)
 
   等が必要です。
 
 ① 公正証書遺言は2人の証人の立会いのもとで、公証役場で公証人に
  作成してもらう遺言書です。
 
   公正証書の場合は家庭裁判所の検認は必要ありません。

2、相続人の確認
 
  相続人は通常、民法に定められた法定相続人ですが、遺言書で
 法定相続人以外の者に相続させる文言があるかも知れません。
  一応、確認をします。