税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

確定申告 光熱費の経費計上はどうすればいいですか?

 水道光熱費はメーターが事業用と生活用に分かれて
いれば問題ないのですが、メーターが1つだと、何か
合理的な方法で計上する経費を算定する必要があります。

 大体、同じような家族構成の家庭の光熱費のデーター
を参考にして生活用の金額を算出します。

 こうして、生活用として計算した光熱費を全体の
光熱費から控除して必要経費に計上します。

 どのような分け方が良いか、税務署側も特別な基準を持って
いるわけではないので、概ね、誰もが納得できる合理的
な基準であれば否認されないと思います。

 ただ、普通のサラリーマンの家庭と違って、商売を
している方はほとんど昼間は家庭にいないので、その点
は割り引いて計算するようにします。

 店舗の場合、面積比で分けることも考えられますが、
クリーニング店、飲食店などのように、特に光熱費を
沢山使う業種はそうした分け方は合理的ではないですね。

 クリーニング店など、特に水道代を使うような場合は
メーターを別にしたほうが、経営上もはっきりしていいと
思いますよ。