昨今の不動産業界の大型倒産は目を覆うばかりですが、
新聞の論調を読むと、
<黒字なのに、銀行の貸し剥がしにより、資金繰り悪化
で倒産>
みたいな記事が目立ちます。
しかし、私はこれらの記事に疑問を持っています。
過去に何回も書きましたが、財務諸表なんていくらでも
操作できるいい加減なものです。
多分、高値で買った手持ち不動産の値下がりによる
評価損を加味すると、大幅赤字で債務超過の状態では
ないかと推測します。
そこで、銀行も融資をストップしたのではないでしょうか?
<改正建築基準法>に続いて、不動産の値下がり、---
と不運が続いています。
時代の流れを見極める目と、
経営のバランスを保つことの大切さを、身に染みて
感じているこの頃です。