投資とは損が出ないものを言います。
大きく儲けるけど、大きく損をする時もある、---
これはギャンブルであって、投資とは言いません。
資金を限定してギャンブルを楽しむのはいいでしょう。
しかし、大きく儲かるというところだけ見て、そこに
大金をつぎ込み、財を成そうというのは心得違いという
べきでしょう。
先日、書いた「ロト6で3億円を当てた男の悲劇」の
主人公も
「大学生が3億円を稼いだーーー」という本を読んで、
よし、俺も今の金の3億を9億にしよう、と意気込み、
デイトレに手を出し、たちまち1億4千万円もの損失を
出す場面があります。
デイトレで利益を出し続ける人は何万人に一人の大天才
であって、我々凡人に出来る技ではありません。
世の中にはロト6の彼を笑えない人がたくさんいます。
投資とは損を出さないもの。
株式投資なら、
業績の安定した企業の株で、毎年5~6%の利回りの
配当を得られる、
まあ、家賃収入のようなもの、株価の変動をあまり気に
しない株への投資、か、
絶対に倒産しない、15円か20円位のボロ株を買って、
じっと、時節を待つか、のどちらかだと私は考えます。
バフェット流の成長株を見つけ出し投資するという方法も、
財務諸表を深く読めない限り難しいかも知れません。