中間決算発表がいよいよ今週から本格化します。
先週までの発表を見ていると、増益に転じる銘柄
は食品、紙パルプ、薬品、電力の一部に散見される
程度で、9割は減益発表です。
東証1部単純平均株価の10月30日の終値は
10月30日終値 251.03円
5日線 251.66円
25日線 252.67円
75日線 261.62円
以上の通り、全ての移動平均線を下回っています。
特に重要なのが、
75日線が9月28日の264.3円を頂点に
徐々に下向きに転じていることです。
今週以後の決算発表もマイナス発表が続くと思われます。
これらを総合的に考えると、11月の株式市場は
2日下降、1日上昇を繰り返しながら下げていく、という
のが私の判断です。
次の楽しみは10月2日に付けた3本目の黒線、
247.01円をいつ更新するか、です。
信用売りは厳禁です。
理由は2つ。
1つは底値圏にあり、これから起こるセリング・クライマックス
を「買い」に出る時期に来ていること、
2つ目は「信用売り」で利益を上げていると、「買い」
のチャンスを見落とし、結果的に大きな利益を逃す恐れが
あるためです。