税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

贈与税は相続税の補完税!

 贈与税相続税の補完税と言われます。

 相続の前取りという考えです。
 
 基本は死亡した時の相続税です。

 贈与すれば相続財産が減るわけですから、贈与は相続の
前払いの意味があります。
 
 生前に全て財産を贈与されては相続財産がなくなって
しまうから、贈与には高い税金を課して贈与を防いでいます。
 
 相続税の中に贈与税の規定があるのは、そういう意味がある
と言われています。
 
 ですから、相続財産を減らすような行為は贈与と認定し、
相続税を逃れるものとして高率の贈与税を課します。
 
 双務契約としての贈与は勿論、低額での譲渡,
先日、説明した負担付贈与や、受取人を他の人にした保険の満期金等、様々な
贈与の形があります。