税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

アパート建築、利回りと借入金の関係!

 投下資金に対してどの位の家賃収入が見込めるか、
という、所謂、利回りは大事です。
 
 利回りが悪いと借入金の返済もままならなくなります。
 
 一般的な利回りはどんな%と言うと、インターネット
等で検索した中古マンションあたりで8~10%、
 
 土地付きの1棟もののアパートで7%位の利回り物件
が目につきます。
 
 土地を自己所有していて、その上にアパートを建築
する訳ですから、出来れば、15%位は取りたいですね。
 
 4000万円の投下資金で、次のような設計だと、

 木造、坪単価   70万円
 7部屋    1部屋 23㎡(7坪)
 家賃      75、000円
 
 この条件だと、7坪×7部屋×70万円=3430万円
 諸雑費を入れて、4000万円。
 
 年間収入は、
 
  75000円×7部屋×12月=630万円
 630万円÷4000万円=15.75%(表面利回り)
 
 空室率を5%と見ても、約15%になります。

 坪単価は使う材料や構造、間取りなどによっても大きく
異なり、安い業者ですと50万円でやるという所もあるし、
 
 85万円はかかるという業者もいますが、70万円は
安くもなく高くもない、現在の標準的な坪単価かな、と
思います。
 
 利回りが15%あれば、借入金の返済も、返済期間にも
よりますが、そんなに苦ではないだろうと考えます。