税務会計三直線

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遺産分割協議書への<土地建物の記載方法>

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 土地建物は登記という作業があり、正確に協議書に記載
しないと、法務局で受け付けて貰えません。
 
 注意すべき点はただ1つです。
 
 登記簿謄本通りに書く!----これだけ。
 
 預金や有価証券やゴルフ会員権等々、その他の財産は内容
が分かれば良いでしょう。
 
 実際に、記入例を示してみます。
 
 再び、登記簿謄本の見本を見て下さい。
 
 土地の謄本を見ると、次のような内容になっています。

 表題部
 不動産番号 0000000000000
 所在    特別区南都町一丁目
 地番    101番
 地目    宅地
 地積    300.00㎡
 
 この内容を遺産分割協議書に記載すると、このままでも良い
けれど、通常はタイトルを外して、
 
 東京都特別区南都町一丁目101番
  宅地      300.00㎡
 
 と記載します。
 
 建物は少し複雑です。
 
 建物の謄本を見ると、次のようになっています。
 
 表題部
 不動産番号 0000000000000
 所在    特別区南都町一丁目101番地
 家屋番号  101番
 種類    居宅
 構造    木造かわらぶき2階建
 床面積   1階     80.00㎡ 
          2階      70.00㎡
 
 上記のように表記しても良いけれど、少し、タイトルを外して、

 東京都特別区南都町一丁目101番地
 家屋番号  101番
 居宅   木造かわらぶき2階建
 床面積    1階    80.00㎡
           2階     70.00㎡
 
 このように内容が記載されていれば、登記所ではねられることは
ありません。