税務官署は7月の移動月、8月の夏休みを終わって、いよいよ9月から本格的
な調査月となります。
9,10,11月と3ヶ月続きます。今週と、来週には又、別の会社の調査
があります。
税務調査は簡単な裁判であると私は認識しています。
過去の税務調査の立会いは優に400回は超えている思いますが、それでも
何やかやと色々問題が起きるものです。
大体、問題となるのは、売掛金、仕掛品、在庫商品、減価償却資産の計上、
耐用年数、アルバイトの給料、外注費といったところでしょうか。
調査は法人税、源泉所得税、消費税の3税に及びます。
人間のやることですから、完璧を期しても小さな見落としは始終起こります。
起こってはいけないんですけどね。
特に、譲渡関係は要注意です。
改正も頻繁ですし、思い込みで処理すると大変なことになります。
面倒でもその都度、最新の税法を丹念に調べ上げて処理するようにしないと
危険です。
今までに何回も痛い目にあってます。
譲渡関係は一寸したミスでも金額が大きいので、背筋が寒くなるような
追徴がきますよ。