税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

財産形成 株式投資 その1 株式投資は大きな波を捉えること。単純平均株価を読む!

 よく、デイトレとかスイングトレードとか言いますが、それは投機であって
投資ではありません。
 前に「投機と投資」の違いについて書きましたが、投機で財産を残した人は
いないわけですから、やはり、株式で財産を残したいと考えたら投資に徹する
べきでしょう。

 それでも、株式に投資して利益を挙げるのは大変難しいことです。
 利益を挙げられるのは100人に5人と言われます。
 天才トレーダーが何億儲けたと本に書いたりしても、決して真似してはいけま
せん。

 株式投資をしようと思ったら、大波を捉え、上昇波に乗って利益を挙げる
べきです。
 マンション投資でも株式投資でも買う時期があります。そこを外すと高値掴み
になり大損します。

 マンション投資の判断は利回りにあり、株式投資の判断は、細かいことは抜きに
して、大雑把に3段下げ、3年待つことと考えます。

 株式相場は「寄せては返す波のようなもの」と、山種証券の創始者、山崎種二氏
は自分の伝記の中に書いていますが、確かに上げ続ける相場もなければ、下げ続ける
相場もありません。

 基本的な流れは大波6年、中波1年、小波3ヶ月で一波動と言われます。
 3年上がって3年下がるーーーー株式投資はこの大波に乗ることが肝要かと
思います。


 常に株式相場の方向を確認することです。
 
 上昇中か?下降中か?保合いか?


 大波を見る時私は「単純平均株価」を使います。
 日経平均株価やTOPIXは修正されていて流れがよく分かりません。
 あれは証券界の陰謀ではないか、といつも勘繰っています。
 証券会社も株の本も新聞も「売り」の推奨は何処にも無く、下降相場でもお構いなく
「買い」一色です。
 これでは一般大衆は大損します。

 天井は2006年2月7日です。
 2008年9月現在は3段下げの最後の段階にきています。
 2007年に株を買った人はほとんど損をしていると思いますよ。
 何しろ、下降相場に買い向かったのですから(笑)