メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 ハイフェッツ Mendelssohn Violin Concerto e-moll
今日は休日なので仕事の話は止めて、趣味の音楽の話を
しようと思います。
私の少年時代は貧しい環境のため、文化とはおよそ縁遠い
ものでした。
初めてステレオを買って、クラシック音楽に接したのは20代
に入ってからのことです。
何となくクラシック音楽なるものを聴きたいなぁ、と思って、
職場の係長の親父に
「ステレオ買いたいんだけど、どうかなぁ」と聞いたら
「あんなもの買ったって、家の体裁の為に飾ってあるけど、三日で
飽きるから、止めとけ、止めとけ」と言われました。
そんなものかと思って半年位買うのを止めたんだけど、
やっぱり想いが募って買ってしまいました。
ステレオに付いていた試聴盤の
メンデルスゾーン (ヴァイオリン協奏曲)
チャイコフスキー (ピアノ協奏曲)
ドヴォルザーク (交響曲 新世界)
のさわりを聴いて、この世にこんな美しい音楽があったなんて、
と思いました。
以来、音楽のトリコ。毎月給料を貰うと1枚づつレコードを買って、
休日はほとんど音楽を聴いて過ごしました。
人の言う事は余り当てになりませんね、あのオヤジは音楽に興味が
なかったんですよ。
人の意見は参考にはなるけれど、100%ではない、性格や育った
環境等によってそれぞれ感じ方が違うんだという事を学びました。
私が最初に買ったレコードは、
でした。飽きもせず 、毎日 聴いて、100回は聴いたでしょうか。