<接客心得>信頼を得る!の3番目は、
「目先の利に囚われることなく、いかなる時にも
誠実に業務を遂行すること」
です。
人の態度はあなたの鏡です。あなたが好意を見せれば
相手も好意を持ち、あなたが目先の利に走れば相手も
用心して心を開かない、結局、大きな利を逃がすことに
なります。
利益とはもっと大局的ものであり、目先、損した儲けた
ではなく、全体として利があればそれで良いのではないか、
と私は考えます。
人生は長いし、人は常にその人の行動を見ています。
目先の利に走って大成した人はいないでしょう。
いかなる時も誠実に業務を遂行していく、その積み重ねが
信用となって、その人の付加価値を高めるのだと思います。
「自利とは利他」
と言いました。
同じような話として、昔話に、
利益とは長い匙でお皿の料理を食べるもの、
という話があります。理由は、
匙が長すぎて自分では食べられないから、皿の料理を掬って
相手に食べさせてあげれば、相手が同じように掬って自分に
食べさせてくれる。
というものです。