税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

<接客心得>目先の利に囚われることなく、誠実に業務を遂行すること!

<接客心得>信頼を得る!の3番目は、

 「目先の利に囚われることなく、いかなる時にも

誠実に業務を遂行すること」

 です。
 
 人の態度はあなたの鏡です。あなたが好意を見せれば

相手も好意を持ち、あなたが目先の利に走れば相手も

用心して心を開かない、結局、大きな利を逃がすことに

なります。


 利益とはもっと大局的ものであり、目先、損した儲けた

ではなく、全体として利があればそれで良いのではないか、

と私は考えます。


 人生は長いし、人は常にその人の行動を見ています。

 目先の利に走って大成した人はいないでしょう。

 
 いかなる時も誠実に業務を遂行していく、その積み重ねが

信用となって、その人の付加価値を高めるのだと思います。


TKCの故飯塚会長は、TKCの理念を

 

 「自利とは利他」


と言いました。

 同じような話として、昔話に、

 

 利益とは長い匙でお皿の料理を食べるもの、

 

 という話があります。理由は、

 匙が長すぎて自分では食べられないから、皿の料理を掬って
相手に食べさせてあげれば、相手が同じように掬って自分に
食べさせてくれる。

 というものです。