アレンの「原因と結果の法則」は最近、京セラ会長の
稲森和夫氏が推奨して大ベストラーになっているようですが、
大変良いことだと思っています。
この手の本は一人でも多くの人が読むべきだと思います。
私はアレンと中村天風とマーフィーは皆、同じことを
言ってると考えています。
「気高い神のような人格は、神からの贈り物でもなければ、
偶然の産物でもありません。それは、繰り返しめぐらされ
続けた、気高く、正しい思いの、自然の結果です。
そして、卑しい獣のような人格は、卑しく、誤った思いの、
やはり自然な結果です」
これは「原因と結果の法則」の中の一節です。
中村天風氏は「成功の実現」「盛大な人生」の中で、
人間らしく生きるためにどうしたらいいか、を説きます。
「気分を明るく朗らかに、生き生きとして何事にも応接し、
いつでも自分の心を積極的にあらしめる、
人生の事情がどうあろうと、出来る限りの努力を行って、
心機の転換を現実にして、喜びの時をより多く命に味あわせて
生きる、断然、それ以外に人生生活の方法はない」
これは天風の著書の一節です。
船井幸雄氏の著作は大体読んでいますが、天風の思想が
ベースになっていると思います。
今、はやりの「斎藤一人」さんの考え方も、ずばり、
天風とマーフィーそのものですね。
斎藤一人さんの本を読んでいると、
「あれ?これって天風の本じゃないの?」
と錯覚を起こすほどです。
まぁ、天風とマーフィーをキリストに例えれば、斎藤一人さん
は差し詰め「伝道師マタイ」というところでしょうか。