税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

2023年 円安はどこまで続くか?

相続税申告は自分で出来る!

プロの税理士が相続税を易しく解説します

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か?


 あけましておめでとうございます。

 例年のことながら、新年に当たり、今年の予測を
書いてみたいと思います。

 昨年はウクライナ戦争といい、コロナ感染といい、
散々な年でした。
 今年はどのような年になるのでしょうか?

1,ウクライナ戦争
  米中の対決でグローバリズムに黒い影が射し、
 ウクライナ戦争で完全に終結した感があります。

  独裁者という者は何をするかわかりません。
  台湾進攻もまさかとは思いますが、中国という
 独裁国家ですから、あり得る話です。

  ウクライナ戦争はいつ終わるのか、プーチン
 次第ですか。プーチンの面子を保つ方法が見つかれば
 止めるかもしれませんね。

  原爆の使用もあり得るし、長引くほど、ロシア
 という国家は衰退するから、米欧はじわじわ首を
 締めていくかもしれません。

2,世界の景気、日本の景気

  グローバリズムの終焉は安い物資が世界中に出回らない
 わけですから、即ち、インフレを覚悟しなければ
 なりません。
  米欧もやっきになってインフレを抑え込もうとして
 いますが、止まりません。

  日本もじわじわ物価が上がってきました。
  
  先日、黒田日銀総裁金利枠を0.5にすると発表しました。
 黒田総裁は「利上げではない」と懸命に説明して
 いましたが、世間は信じません。その証拠に
  利上げの恩恵を受ける銀行株が軒並み暴騰しました。

  4月に日銀総裁が変わります。

  安部元首相が亡くなった今、金融引き締めを止める
 人がいません。

  今年は利上げがあると想定しています。

3,円安は続くか?

  私自身は円安は150円位で収まってくれると丁度いい
 と考えています。
  中国で採算が取れなくなって、国内に企業が回帰して
 くれれば、雇用もGDPも増えるし、国力も一段と強く
 なっていくと考えます。

  利上げがあれば、一時的に円高に振れるだろうけど、
 円の相場は外国の通貨との交換比率だから、諸外国のインフレ、、
 とりわけ米国のインフレが止まらない限り、円安は
 続くでしょう。

4,株式市場の行方

  円安がどこまで進むか、円安が続けば、株式もどんどん
 上昇する筈です。
  1月初めの日経平均のチャートを見ると、コロナショック
 での暴落の後、上昇に転じて現在は往来相場に入って
 います。
  4本の底値を打った後、先週末少し上昇を見せました。

  底値5本は考えにくいので、来週から上昇を開始して
 往来相場の上限を抜けば、再び、上昇を開始すると考えます。

  逆に、底値を割れば下降相場入りです。

  日銀総裁が変わっても暫くは金利引き上げはないでしょうから、
 7月頃までは上昇が続くかもしれません。

  今週が分岐点ですね。