若い頃、「自分は何を為し、どこへ行こうとするのか!」
と悩みました。
学校を卒業すると就職し、色々、興味あることを
勉強し、年頃になると恋をして結婚し、と漠然と
流れるままに生きてきました。
自分は何をしたいのか目的がはっきりしませんでした。
先年、母を亡くした時、人は死ぬんだと思い
知らされ愕然としました。
今まで何人もの人の死に出会った筈なのによく
分からなくて、母の死で初めて身につまされると
いうのも不思議な話ですが・・・
その時、ワイフが死んだ時のことを考えたのです。
それはいけないことだ、とんでもないことだ、と
思いました。
ワイフの死んだ後の世界は荒涼とした、耐えられない
世界だろうと思います。
私は突然として悟ったのです。
自分が生きる目的は
<愛する者たちを守ること>
である、と。
それはワイフだけでなく、私が愛する全ての者たち、
家族であり、職員であり、私を頼りにしてくれる
お客様であり、友人達です。
本当に遅ればせながらです。
でも、今の私には迷いはありません。
その為に力を蓄え、働くのです。
健康に気をつけ、いつまでもいつまでも働き続け
ます。
私には定年はありません。生涯現役を貫くつもり
です。
愛する者たちを守りぬく為に!