税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

セリング・クライマックスの目安に「騰落レシオ」を使う!

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 株式相場で利益を上げ続けるのは至難の業だと
思います。

 街の本屋さんには株の本がずらりと並べてありますが、
2003~2006年に儲けたという話は信じては
いけません。

 この時代は誰でも儲けた時なんです。

 もしかして、俺は株の天才なのか!とほとんどの人が
錯覚したことでしょうが、本を書いた人の90%は
今現在、儲けの全てを吐き出し、損を重ねている筈です。

 株は大底で買い、じっと高値を待つ、少なくとも
3倍の利益は挙げたいですね。

 セリング・クライマックスを買う目安の一つに「騰落レシオ」
があります。


 算式は

 25日間の値上がり銘柄数/25日間の値下がり銘柄数x100

です。


 大まかな目安は

 130~140%以上      天井圏
 120%以上          目先の天井
  70%以下          目先の底
  60%以下          底値圏

 セリング・クライマックスは60%未満の時です。

 上のグラフに掲げたように、2006年から現在まで4回あります。

 2006年6月8日   54.3%
 2007年8月17日  56.6%
 2008年1月22日  52.8%
 2008年10月10日 54.4%


 今年はまだ発生していません。

 先週の終値で、80.5%です。

 年内にきっと出現すると考えています。

 ただ、セリング・クライマックスの日が大底とは
限りません。

 大抵はセリング・クライマックスの日から、
一旦、25日線まで戻り、そこから又、緩やかに下降
して、底値を形成していきます。

 私の過去の経験から、そのような経由を辿るケース
が非常に多く見受けられます。

 セリング・クライマックスの日にどの銘柄を
買うか、選択する銘柄によって成果が変わります。

 銘柄選択の方法は後日、ブログで紹介したいと思います。

 大底をつけ、底を脱する時は三本新値足で見ていきます。