今、話題になっている、渡辺哲也氏の
「これからヤバイ 米中貿易戦争」
を読んでみました。
1、米が貿易戦争を仕掛ける理由、
A,「G2」論浮上
米と中国という2つの超大国が世界をリードする
という「G2」論が浮上した。
という「G2」論が浮上した。
中国は習政権になってから領土的な野心を隠そうとしない。
いわば、
2008年のリーマンショック以降、世界の工場として
安い賃金と膨大な市場を背景に力をつけてきた中国は
「G2}論を唱えるまでになった。
安い賃金と膨大な市場を背景に力をつけてきた中国は
「G2}論を唱えるまでになった。
B,マーケットの奪い合いと考えると、本質が見えなくなる。
習主席は2049年の建国100周年までに、中国を
世界の覇権国とするという大目的を立て、その目的に
向かって着々と手を打っている。
まず、自らが独裁者となり、国家の力を背景に巨大な
国有企業を作り上げ、国際市場の競争に勝利することを
宣言した。
国有企業を作り上げ、国際市場の競争に勝利することを
宣言した。
中国の真の狙いはこうして得た富をバックに世界の
覇権を握ることにある。
覇権を握ることにある。
その目的のために「一帯一路」があり、「南シナ海支配「」
があり、「AIIBの設立」がある。
があり、「AIIBの設立」がある。
中国の富は軍事力に転用される。
世界的な軍事バランスが崩れてきている。
そこで、富を削減し、技術を狙った投資を排除するため、
アメリカのトランプ政権は貿易戦争を仕掛けた。
アメリカのトランプ政権は貿易戦争を仕掛けた。