ユーロ圏内では、ユーロという統一通貨で黒字国も赤字国も
取引しているという矛盾がある、と以前から言われています。
取引しているという矛盾がある、と以前から言われています。
それは例えば、200円の統一通貨で日本も韓国も中国も
貿易をするようなもので、
貿易をするようなもので、
強い国は益々強く、弱い国は益々弱くなることを意味して
います。
います。
ユーロも何らかの手を打たねば、いつか、破たんする運命に
あるということでしょう。
あるということでしょう。
この危機を打開するには、
<黒字国であるフランスやドイツが赤字国の債務を支えねば
ならない>
ならない>
とは、ジョージ・ソロスも「ソロスの警告」という本の中で
訴えています。
訴えています。
フランスのサルコジ大統領はユーロの危機を食い止める
べく、奔走しています。
べく、奔走しています。
しかし、フランス国民は、
先日の読売新聞の社説にも載っていましたが、
5月6日に投票が行われるサルコジ大統領の再選が危ぶまれて
います。
います。
うまい汁を吸っていたフランスやドイツも大きなダメージを
受けるだろうし、
受けるだろうし、
欧州が駄目になれば、欧州で利益を挙げていた新興国も
無事ではいられないでしょう。
無事ではいられないでしょう。
日本はどうか?
今の世界は連鎖しているから、ユーロの問題だからと安閑
としてはいられません。
としてはいられません。
将に、世界大不況の到来です。
人間には叡智があるから、そのようなことにはならないと
確信していますが、
確信していますが、
とにかく、5月6日のフランス大統領選を固唾を飲んで
見守っているところです。
見守っているところです。