税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

「単純平均株価」と「TOPIX」、又は「日経平均株価」の違い。

イメージ 1

 「単純平均株価」の月足チャート。
2006年2月7日の579.88円を天井に下降に入り、既に2年半を経過
して3段下げの最後の段階に来ています。
 上のTOPIXのチャートでは2003年3月が最近の最安値になってます。
ここは日経平均株価が8000円割れして大騒ぎしたところです。
 しかし、単純株価平均はこの時の株価、308円を既に割り込んでいます。
 この勢いだと多分まだ下げは続き、底値は年末か来年春に持ち越されそうな
感じですね。
 
 東証1部の単純株価平均は全株式の時価総額を株式数で割ったものです。
そこには作為はありません。「キャッシュフロー計算書」と同じです。
 一方、TOPIXや日経平均株価は「P/L」のように修正されて、一般
大衆が株を買い易いようにアレンジされてる臭いがします。

 ですから、日経平均株価では流れがよく摑めないのです。単純株価平均を
見ることをお薦めします。

TOPIX(東証株価指数)とは、
 
 1968年1月4日終値で評価した凍傷1部上場全銘柄の時価総額を100
として、その後の時価総額を指数化したもの。
 新規上場や上場廃止、増減資などがあった場合には連続性維持のため修正
が行われる。
 日経平均株価も修正が行われる点は同じ。