税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

「キャッシュフロー計算書」とは現金主義会計の事と理解する。

 大企業では「キャッシュフロー計算書」の作成が

義務付けられていますが、これは簡単に言えば

現金主義会計の事と考えればほぼ間違いないでしょう。

 

 発生主義では
    売掛金100/売上100
としますが、


 現金主義では
    現金100/売上100
とします。
 
 現金預金が入ったら売上、現金預金で支払ったら仕入です。

 

 中小企業では「キャッシュフロー計算書」は必要ないか

というとそんな事はありません。

 

 特に、赤字経営で、銀行の融資も打ち切られそうな会社は
発生主義なんて何の役にも立たないでしょう。

 

 経理は現金主義に切り換えるべきです。

 

「そんなこと言って、現金が入ってこなくても膨大な売上が発生して
利益がですぎたらどうするんですか?」


「心配ないって!底なし沼のような大きな繰越赤字が、ブラックホール
のように利益を吸い込んでくれて、税金の心配なんて全くないから」