大企業では「キャッシュフロー計算書」の作成が
義務付けられていますが、これは簡単に言えば
現金主義会計の事と考えればほぼ間違いないでしょう。
発生主義では
売掛金100/売上100
としますが、
現金主義では
現金100/売上100
とします。
現金預金が入ったら売上、現金預金で支払ったら仕入です。
中小企業では「キャッシュフロー計算書」は必要ないか
というとそんな事はありません。
特に、赤字経営で、銀行の融資も打ち切られそうな会社は
発生主義なんて何の役にも立たないでしょう。
経理は現金主義に切り換えるべきです。
「そんなこと言って、現金が入ってこなくても膨大な売上が発生して
利益がですぎたらどうするんですか?」
「心配ないって!底なし沼のような大きな繰越赤字が、ブラックホール
のように利益を吸い込んでくれて、税金の心配なんて全くないから」