昔、<経済原論>なるものを少し習った時、「消費者余剰」
という言葉を知りました。
これはいい!と感じて、以来、私のお客様は「又か!」と
思う位よく使わせてもらってます。
インターネットで意味を調べると、
「2000円まで支払ってよいのに、実際は1000円しか
支払わなくてよい。この<支払ってもよい金額ー実際に支払う
金額>の差が「幸せ(効用)」となる。
そして、この幸せの合計を「消費者余剰」という」
簡単に言うと、ある商品を買った消費者が、値段が安い上に
品質も中々いいし、これはお買い得だな、と思うことでしょう。
売り主と買い主の利益がイコールではなく、買い主が
「得しちゃったな」と思う余剰がある状態です。
この余剰は単に値段や品質だけではありません。
爽やかな笑顔だったり、良い雰囲気の店内だったり、
アフターケアだったり、様々でしょう。
要はお客様が、得したな、と思っていただける全てです。
その感情が次の来客につながると思うのです。
商売が永続的に成り立つには、お客様のこの感情が永続的
に続く必要があります。所謂、リピーターですね。