税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

「消費者余剰」という言葉があります。簡単に言うと、お客様が<得したな>と思う気持ち。


 昔、<経済原論>なるものを少し習った時、「消費者余剰」

という言葉を知りました。

 

 これはいい!と感じて、以来、私のお客様は「又か!」と

思う位よく使わせてもらってます。


 インターネットで意味を調べると、

 

 「2000円まで支払ってよいのに、実際は1000円しか

 支払わなくてよい。この<支払ってもよい金額ー実際に支払う

 金額>の差が「幸せ(効用)」となる。

 

 そして、この幸せの合計を「消費者余剰」という」


 簡単に言うと、ある商品を買った消費者が、値段が安い上に

品質も中々いいし、これはお買い得だな、と思うことでしょう。

 

 売り主と買い主の利益がイコールではなく、買い主が

「得しちゃったな」と思う余剰がある状態です。

 

 この余剰は単に値段や品質だけではありません。

 

 爽やかな笑顔だったり、良い雰囲気の店内だったり、

アフターケアだったり、様々でしょう。


 要はお客様が、得したな、と思っていただける全てです。

 その感情が次の来客につながると思うのです。


 商売が永続的に成り立つには、お客様のこの感情が永続的

に続く必要があります。所謂、リピーターですね。