税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

日本経済は2013年から景気回復に向かうか?

12月16日に総選挙が行われるが、各党の争点となるのは、
 
1、デフレの克服!
 
2、原発の問題、
 
3、TPPへの参加!
 
4、尖閣諸島をめぐる外交!
 
等々、と思われますが、自民党の阿部元首相は、経済に関して
次のような談話を発表しています。
 
「2~3%のインフレ目標、日銀法改正を視野に入れた大胆な
無制限の金融緩和」
 
国債発行の特例法案も国会を通過したし、
いずれにしても、各党も同じような政策を取ってくると
思われます。
 
ただ、日銀の金融緩和は、資金を供給しても、民間に資金需要
がない現在、銀行の当座預金が積み上がるだけでしょうから、
 
政府が公共事業等を通じて需要を創造し、民間に資金が流れる
ようにする必要があります。
 
公共事業といっても、昔の自民党のような必要もない道路を
作ったり橋を作ったりではなく、
 
日本最大の弱点であるエネルギー問題を解決するとかいった
有効な使い方をする必要があるでしょう。
 
2011年3月の大震災の後、かなり資金がつぎ込まれ、今、
私共のお客様でも今年の春あたりから利益を好転させてくる
会社が増えてきています。
 
既に、景気回復の目は出始めていると実感しています。
 
世界に目を向けると、
 
ユーロは財政危機で無尽蔵に資金を供給し、
 
アメリカもリーマン・ショック以来、QEという量的緩和
を実施し、お札を刷りまくっています
 
各国の通貨供給量はうなぎ上りに鎌首をもたげ
 
日本も特例法案が国会を通過し、大量の追加緩和策が実施
出来る準備が整ってきました。
 
世界中で過剰流動性と呼ばれる余剰資金が溢れ、大きな
バブルが再び作りだされようとしている
、不気味な前夜
が今、なのではないでしょうか。
 
金融危機の見通しがつけば、この巨大な余剰資金が暴れ
回って、あらゆる商品や株式が買われていくのではないか、
と推測します。
 
2013年は物資も株式も買われていくと考えています。
 
2013年~2016年頃まで株式は思いがけない高値
に進み、円は100円に向って円安になっていく、
 
というのが、私の2013年以後の見通しです。