グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 リパッティ /ガリエラ Grieg (Piano Concert)
リパッテイの演奏は秋の青空のように、深く澄み切った音色。
33歳という若さで早世した天才ピアニストの、まさに、死を
予感したような境地の鬼気迫る演奏だと私は思います。
リパッテイの演奏の後に投資の話をするのは少し気が引けますが、
今回は、バブルが来るかも、という話題です。
過日、大底の確認は利益率の上昇を待つ、と書きました。
さて、株価はどのように決まるのでしょうか?
岡部寛之氏は次のように述べています。
株価を決定する算式は次の通り。
平均配当率/一般市中利子率×需要/供給=株価
この算式が正しいかどうか分かりませんが、
岡部氏は大学の先生をしながら、昭和40年代に
株式投資で数十億円の利益を上げた人です。
この算式を正しいと信じるとして、
平均配当率は、会社利益×30%、
需要、供給は、株式の売り手と買い手、
と解釈します。
こうして見ると、株価が上昇する要因は、
1,会社の利益率が上昇する、
2,市中金利が下がる、
3、買い手が増える、
の3つ、ということになります。
現在、コロナの影響で会社の利益は最悪ですが、ワクチンが
普及してコロナがおさまれば、会社の利益も急上昇するでしょう。
市中金利は最低まで下がっています。
給付金や無利息の貸し出し等で政府は、日本も米国もじゃぶじゃぶ
に資金を供給し、その金が株式市場に流れて買い意欲は旺盛です。
3つの全ての条件が揃っています。
私がバブルが来ると考える根拠はここにあります。