過日、高橋靖夫氏の「25%金本位制復活」という本を紹介
しましたが、
金本位制に移行すると、金の価格は4倍になるという話です。
4倍になるかどうかは別にして、「金」への投資が有利な話
なのかどうか疑問に思い、色々、調べてみました。
株式や不動産に対する投資とどう違うのか、も興味がありました。
調べた結果、「金」投資が有利な理由を列挙すると、次の通り
でした。
1倒産すれば、紙くずになってしまう株式と違って、安心感がある。
2、不動産は売却が簡単でない上に、小口に切り売りできないが、
金はその点、流動性に優れている。
3、持ち運びや保管が容易。
4、世界中で売買でき、価格も世界共通。
5、これから、大量に産出される可能性は少なく、希少価値がある。
6、何千年もの昔から、世界の共通の通貨としての実績がある。
7、金の需要は年年高まり、これから、大幅上昇の期待がある。
8、インフレに強い。
これらの理由を考え併せると、「有事に強い金」の一面が見えて
きます。
資産防衛の一環として、少し、購入してみようかなという気持ち
になります。