先週、お客様の社長と話をした時に
「余り悪すぎて、もう、笑っちゃうしかないね」
と、社長が自嘲まじりに言ってましたが、
とにかく、私も長年、税理士をやっていますが、こんなに悪い時期は
初めて経験しました。
会社四季報の2010年新春号が発売されました。
世間様はどんな風かと四季報をすみずみまで見てみましたが、やはり、
大企業も大分悪いようです。
特に目についたのが建設と機械です。
機械が突出して悪いですね。
上の写真は6141森精機のデータです。
09・3月の売上が157,203百万円。10・3月の売上予想はなんと、
半額にも満たない66,000百万円です。
11・3月の予想が99,000百万円でやや上昇、しかし、最終利益
は15,000百万円の赤字です。
森精機と言えば、NC旋盤の日本を代表するトップ企業です。
その代表企業の売上が1年で半分以下になってしまいました。
特に悪い例として森精機を取り上げたわけではなく、他の工作機械メーカー
は皆、こんな調子です。
ここまで悪いと損益分岐点がどうの、なんて領域を超えて、お客様の
社長の話ではないけれど、
もう、笑っちゃうしかないですね。
全体に、2011年から売上、利益とも戻るだろうという予測の会社が
多いです。希望的予想かもしれませんが。