税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

不動産業界は手持ちの不動産の値下がりでダブルパンチを受けるのでしょうか?

 一昨日、会社四季報を掲載した1872 アゼルですが、キャッシュフロー計算書

は次の通りでした。


  営業CF   ー7984 (ー2747)

  投資CF   ー4121 (ー2348)

  財務CF    7234 ( 5093)

 営業キャッシュフローがマイナスにも拘わらず、投資キャッシュフローが可成り

マイナス表示されています。

 何にそんなに投資しているのだろうと有価証券報告書を覗いてみたら、不動産が

大幅に増加しています。

 マンション建設のために土地を常に手当しなければいけないのは分かりますがーーー。

 バブルが弾けて下がり続けた土地は2003年頃を底に3年位上昇を続けました。

 私の事務所の前の道路も一時80万円割れまで落ち込みましたが、3年間で

150万円位まで上昇しました。


 しかし、地価は昨年辺りから下げに転じています。

 アゼルは昨年の高値時に土地を購入したことになるのでしょう。

 販売不振に、土地の値下がり、のダブルパンチか!

 財務CFも大幅なプラスです。ということは借入金が増加したということでしょう。


 これから先が心配ですね。大きなお世話ですか(笑)