「小規模企業共済」と同じように税率の差を利用しての節税
として「国民年金基金」があります。
これも所得控除の対象ですから、所得の高い人ほど有利に
なります。
例えば、 Aさん
月3万円 年36万円
しかし、Aさんが40%の税率の所得なら、実際の払いは
21万円にしかなりません。
受け取りの年金は公的年金控除が140万円、それをオーバー
しても税率は所得税、住民税、合わせて15%の領域でしょうから
40-15で25%の税率差を得するわけです。
用語解説
国民年金基金とは、
厚生年金は国民年金と老齢厚生年金の2本立ての受給となるのに
対して、国民年金は老齢厚生年金部分がない分だけ厚生年金受給者
より年金額が少ない。その少ない部分を補うために創られた制度。
加入年齢により掛け金、給付額が異なる。色々な仕組みは国民年金
と同じ。