この言葉は能の観阿弥・世阿弥親子の言葉とのことですが、
能だけでなく、歌舞伎や武道の世界でも使われているようです。
しかし、これは商売にも十分使える言葉でしょう。
その意味は、
守ーーー師の教えを守り、ひたすら、マネする。
破ーーーすっかりマネが出来るようになったら、自分なりに工夫してみる。
離ーーー教えから抜け出し、自分なりの型を作る。
世の中、不景気だから仕方がないとか、
周りに聞いても皆、悪いと言ってるよ、
等と言っていないで、
まず、自分の商売の成功者をよく研究し、
徹底的にマネしてみることを始めたらどうでしょう。
師とする人は優れている程良いが、ただ、
自分の性格や置かれた立場等を考慮して選ぶと良いと思います。
最後の「離」までいかなくても、優れた師のマネをして
少し近づけただけでも
大したものでしょう。