税務会計三直線

税務、会計、経営について主に書いていきます。

2008-01-01から1年間の記事一覧

節税策 食事補助 その2 残業又は宿日直の場合

残業した人や宿日直した人への食事代は福利厚生費となり、 又、給与での課税はありません。 残業とは会社が定めた就業時間外の作業を言います。 月3500円以下とか、50%以上の徴収といった 制限はありません。 但し、現金支給は給与とされます。 さて…

節税策 食事補助 その1 昼食等の支給

会社が役員又は従業員に食事を支給した場合、 次の2点を満たした場合、非課税となります。 1、会社の負担額が月額3500円(消費税抜き)以下 2、従業員が食事代の50%以上を負担 この場合は福利厚生費となり、従業員への給与課税は ありません。 で…

自己資本の大きさを誇るのは上場企業の話です。

内部留保が大きいということは、それだけ税金を払った ということです。 何故なら、内部留保金は税金を払った残りの累積だから です。 それは節税の失敗ということです。 自慢になりません。 会計ソフトは一律に自己資本比率を出してきますが、 もし、それを…

昔のレコード盤は高く売れる?

先日、部屋の片付けをしていたら、若い頃集めたレコード盤が 沢山出てきました。 今はレコード針もないし、ステレオもCDになってしまったので、 長い間、使うこともありませんでした。 「全く邪魔なだけね。捨てちゃいましょうよ」 とワイフが言うので、 …

株式の大底をどこで判断するか。

これだけ株式が乱高下すると、株について書かざるを得ませんね。 今日のテーマは<株式の大底を捉える>です。 どこが大底かなんて誰にも分からないでしょう。 後から、あそこが大底だったのかと知るようなものです。 昨日、日経平均が6900円台をつけま…

円が高くてどこが悪い!と言いたい。

円が高いということは日本の国力が認められていることで 悪いことではないと私は考えます。 輸出企業さんには申し訳ないが、我々庶民にとっては物価 が下がって歓迎すべきことです。 企業だって輸入物資の値下がりで恩恵があると思うのですが。 大体、自国の…

株式投資は「買い」が本命、「信用売り」はあくまでゲーム。

全ての人が株を売ったら、企業は成り立ちません。 資本主義社会の経済は人々が互いに株を買い支えて存在します。 「信用売り」はゲームと心得ます。 丁度、「菊花賞」を楽しむように、少額資金でゲーム感覚で 参加するのが「信用売り」。 間違えても「信用売…

8月から200万円を元手に始めた株式ゲームは売買益、約2倍。

3ヶ月で利益が2倍になりました。 実績を公開しないと信用してもらえないと思い、敢えて、私の売買譜の 一部を公表するものです。全部公開したいのですが、2枚しか写真掲載が 出来ないらしく、最初と最後のページだけになりました。 全取引は98件ありま…

「キャッシュフロー計算書」はサラリーマンでも必要です。

サラリーマンでもこの営業キャッシュフローを捉えられないで ギャンブルにのめり込み、サラ金の借入を膨らませている人が多い ようです。 給料から税金、社会保険料、生活費を引いて「営業キャッシュフロー」 がいくらになるかをしっかり把握し、その中から…

投資とは必ず利益になるものを言います。

得する時もあれば損する時もある、では蓄財に役立ちません。 一時的には損をしても必ず利益になるという確信を元に 投資すべきです。 そういう意味では株式売買とかFX取引とかを投資に変える のは大変な事です。 余程自信が無い限り踏み込まないことが肝心…

正しい姿勢は健康の為にも又、見た目を若くする為にも必要と思います。

私の町でも夜、ジョギングスーツを着て早足で歩く婦人の姿を数多く 見かけます。 毎日ウォーキングしてえらいなぁと思う反面、 「ウーン、余り効果が出ていないのかも!」と思われる人も多々見受けられます。 目に付くのは、まず姿勢が悪いですね。 年を経る…

株価の底値を捉えるにはテクニカルな知識と経験が必要のようです。

私は慣れているから何気なく買いに出ますが、よく考えると、底値を 仕込むには結構、繊細なテクニックが必要だなと感じました。 木曜日の朝、寄付きで試し買い。寄付きが一番安く、上昇していった が、2日線を切って下がったので一旦売却。金曜日、再び2日…

<株暴落 952円安> 年に1度のバーゲンセール!

株で利益を上げたければ日頃チマチマ買わないで、年に1度の天底で買うべき! 今日明日がその日。お目当ての株がお手ごろの値段になっているでしょう。 私の天底を示す全ての指標にチェックが入りました。 6割の確率があれば私は勝負にでます。 現在の状況の…

今日この頃は<東京オリンピック>後の株式相場に似てますね。

昭和39年、東京オリンピックがありました。 その前々年の昭和37年に株式相場は天井をつけて下降に入って います。 36年、37年と戦後最大の好景気がありました。<岩戸景気>です。 そして、オリンピックの翌年、昭和40年は大不況でした。 <山一證…

株式市場はセリングクライマックスか?

今日の読売新聞の1面トップは<NY株1万ドル割れ>という文字 が踊っていました。 NYも問題ですが、日本の株式です。ここも下がっています。 8月からずっと<空売り>の連続で大分売り飽きてきたころです。 そろそろ反転して欲しいと思っています。 来…

「使用人兼務役員」の規定を上手に使いましょう。

まず、使用人兼務役員の定義をはっきりさせましょう。 使用人兼務役員とは 役員の内、法人の職制上の地位を有し、常時使用人としての職務に 従事する者をいいます。 職制上の地位とは、部長とか課長とかです。 役員でも平取締役だけが対象です。つまり、取締…

色々な節税策があります。

1,ずばり、税金を控除する税額控除。 リース、試験研究費、中小企業の機械取得、個人の住宅借入金等です。 これらは即、税金を控除するものですから、見落としのないように したいものです。 2,個人の生活費となるものを経費で落としていく。 生命保険、…

役員給与の扱いが18年4月より大きく変わりました。

役員報酬について色々節税策を語る前に、会社法の制定に伴い18年4月から 役員給与の法人税法の扱いが大きく変わったので、簡単にその概要を説明します。 既に、事務所ニュースでお客様にはお知らせ済みですが再度書きます。 役員報酬として経費計上出来る…

特殊支配同族会社 その2 役員要因を外す

先日、持ち株要因を外すことを書きました。 今日は役員要因を外すことを考えてみます。 これは簡単に言えば、社長と社長の親族が常時従事する役員の 半分超は特殊支配同族会社に該当するというものです。 たとえば役員の構成が 代表取締役がご主人、 取締役 …

「成功」って、何でしょうか?

「稼げる税理士になる方法」 年収5~600万じゃ、一流の税理士と呼べない! 収入=一流の証明だからね。 他人より10倍稼げ。 まぁ、5000万円稼げと言ってるわけです。 しかし、「成功」って、何ですか?と聞きたいですね。 私はお客様に常々こう話…

生命保険は会社で加入し、節税する。

生命保険は会社で加入して節税しましょう。 一定の条件を満たせば会社の経費として落とす事ができます。 その条件は 1、定期保険であること。 2,会社で契約すること。 3,会社が受取人であること。 の3条件です。 個人で加入している場合は役員報酬の税…

特殊支配会社(略してこう呼びます)の損金不算入  節税策その1

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」 これは<孫子>」の言葉でしょうか。 まず、特殊支配同族会社の何たるかを知らなければなりませんね。 次の2つの要件を同時に満たす会社をいいます。 峩般骸膾北魄?廚箸修隆慙⊆圓発行済み株式総数の90%以上 の…

特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入

この税制は日頃温厚な私でも唖然として 「少し、セコイんじゃないか!」 という印象を持った程でした。 最初は役員報酬と利益の合計が800万円を超えると社長の給料の 給与所得控除部分を損金不算入にするというものでした。 電撃的に発表されたので対応が…

「簡易課税」は売上を区分して節税します。

スポーツジムを考えてみます。 ジムとしての売上は第5種のサービス事業に区分されます。 ジムの中で靴やトレーニングシャツ等のグッズを販売すると、 これらは第2種事業の小売業に区分されます。更にこれらのグッズ をスポーツ店に卸売りしている場合は第…

歴史は繰り返す、と言いますが、1989年バブルの頂点の頃です。

変額保険なるものが登場しました。 保険料を株式で運用して多額の配当を支給するというものです。 三菱銀行の営業課長さんがやってきて、 「お客様に変額保険を売ってもらえないか」と話を持ちかけてきました。 銀行が融資してお客様が変額保険を買う、とい…

消費税の「簡易課税」と「本則課税」、どちらが有利か?簡単な判別法教えます。

税抜売上高が5000万円以下なら「簡易課税方式」か「本則課税方式」か、 どちらかを選べます。 但し、前期末までに税務署へ届出書を提出する必要があります。 例えば、小売業で次の様なP/Lの業者さんを考えてみましょう。 税込経理 課税 非・不課税 売…

アリとキリギリス

この一両日、米証券会社の破綻で大騒ぎですが、悪くなるときは次々と悪い事が 起こるものです。 日本もマンション業者が何社か倒産しましたが、まだ、これから色々な悪い ニュースが出てくると思いますよ。 株式市場は先見性がありますから、2002年を底…

退職金支給 税率差を利用した節税 その3

退職金は会社を退職する時だけ支給されるわけではありません。 どんな場合に支給できるか、というと、 従業員が役員に昇級した時、 社長が監査役や相談役に退く時、 にも支給できます。 こんな時はチャンスです。ほとんど無税で、社員は所得をゲット 出来、…

マンション投資 その4 場所選びは重要。

今日は「敬老の日」、ワイフの母が老人ホームに入居しているので 花束持って見舞いに行こうと思います。 我が家はまだ、子供達が未婚なので中々おじいちゃんになれません。 息子は私の事務所で一緒に働いています。事務所を後継すべく、税理士試験 の勉強中…

「信用売り」は2段下げまで。 信用売りを安全に行うルール その2

株式相場は何故か(3)という数字が好きです。 大波の3段下げ、その大波の中でも中波があって、これも3段下げがあり、 中波の中が又、小波の3段下げがあろという具合です。 夏から私が手掛けた「1885 東亜建設工業」の株価チャート日足です。 この3…